テーマ:イラク

「成功に応じた帰還」 偉大な王様ブッシュ?

 ブッシュ大統領がイラク政策に関連してまたも新しいキャッチフレーズを編み出した。” return on success”(成功に応じた帰還)だ。returnには帰還という意味の他に経済的利益という意味がある。これは一種の暗喩である。ニューヨーク・タイムズ紙はこれをオーウェル的スローガンだと批判した。(鳥居英晴)  ブッシュのイラク…
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「戦争ツァー(皇帝)」 Mission Impossible

 米国では危機が生じるごとに”czar”(ツァー、皇帝)が指名される。最新のczarは”war czar”(戦争皇帝)である。イラクやアフガニスタン戦略の調整を行う。ワシントン・ポスト紙によると、当初は強い権限を持つ人物を配置する構想で、少なくとも5人のfour-star general(大将)の退役将軍に打診したが、断られた。結局、ブ…
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「長い戦争」と「修辞的窮地」

 ブッシュ政権はイスラム過激派との戦いを”Long War”(長い戦争)と呼んできたが、中東地域を管轄する米中央軍司令部は、この表現の使用をやめた。下院軍事委員会もこの言葉の使用を禁止した。米国は、いま戦っている戦争をどう呼んだらいいのか決められない“rhetorical quagmire”(修辞的窮地)に陥っている。(鳥居英晴) …
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”surge”か”escalation”か”augmentation”か  増派をめぐる言葉の戦争

 ブッシュ大統領が10日に発表した2万人以上の米兵のイラクへの増派決定をどう表現するのかをめぐって、言葉の戦争(war of wards)が勃発している。米メディアは一時的増派(temporary troop increase)という意味で“surge”と表現している。しかし、実態は”escalation”であり、世論をミスリードするも…
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イラク研究グループ報告書と「天国のパイ」

 米国の超党派諮問機関「イラク研究グループ」が12月6日に提出した報告書をめぐって、”pie in the sky”という言葉が飛び交っている。「絵に描いたもち」に相当するが、この句を造語したのは20世紀初頭の米国の急進的労働運動の活動家、ジョー・ヒル。フォークシンガーの元祖でもある。彼は処刑されて、伝説的ヒーローになった。(鳥居英晴)…
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”stay the course”から”benchmark”へ

 イラク政策に関して“stay the course”を繰り返し言ってきたブッシュ大統領が、驚いたことにそんなことは言っていないと言い出した。代って使い出したのが”benchmark”である。これは撤退のための”timetable”とは異なると主張する。大統領は、現実とはかけ離れたsemantic game(言葉遊び)に溺れている。(鳥…
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”stay the course”と”cut and run”

 11月の米国の中間選挙を前に、ブッシュ大統領はイラク政策について、”stay the course”か”cut and run”かというふたつのキャッチフレーズでもって二者選択を迫る戦術をとっている。しかし、共和党内からも”stay the course”戦略に対して疑問の声が上がっている。(鳥居英晴)  “stay the c…
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